peaの植物図鑑

一関市のアズマイチゲ(東一華)

一関市東山町のアズマイチゲ(東一華)
2009年4月4日








2009年4月4日(土)、一関市東山町長坂字西本町
の県道19号線(大東~一関)沿いの土手でアズマ
イチゲ(東一華)
が花を咲かせていました。
3年ほど前に初めて見つけたときは、菊咲一輪草も数株
混じっていたのですが、今年は全く見られませんでした。






一関市東山町のアズマイチゲ(東一華)
 2007年4月11日





2007年4/11(水)、主要地方道一関~大東線
(今泉街道)の一関市東山町長坂字西本町地区
の(大船渡線)線路下の土手にアズマイチゲ
(東一華)
が咲いていました。







アズマイチゲ(東一華)
アズマイチゲ(東一華)は、キクザキイチゲ
(菊咲一華)と同じような所に生え、花もよく
似ていますが、花の下につく3出複葉は、狭卵
形で先端に浅い切れ込みがあり、だらりと垂れ
ます。また、直径3~4cmの花の裏面は薄く紫色
を帯びるのでキクザキイチゲと区別できます。

なお、アズマイチゲに混じって、キクザキイ
チゲと思われるものがありました。




一関市舞川のアズマイチゲ(東一華)
 2006年4月19日




4月19日(水)、一関市舞川にある「かたく
りの里」に行ったとき、すぐ近くに「アズマ
イチゲ(東一華)」や「キクザキイチゲ(菊
咲一華)」が咲いていました。
キクザキイチゲは既に掲載しておりますので、
きょうは、これに良く似た「アズマイチゲ(
東一華)」を掲載します。





なお、比較のため、「キクザキイチゲ(菊咲
一華)」の画像も掲載します。




アズマイチゲ(東一華)キンポウゲ科 イチリンソウ属
 Anemone raddeana
落葉樹林の縁や草原、山麓の土手などに生える
多年草で、草丈は15~20cmになる。根茎は横に這
い、所々に紡錘状の膨らみがある。根生葉は2回
3出複葉で、小葉はさらに裂ける。茎葉は3出複葉
で3枚が輪生する。
花はキクザキイチゲ(菊咲一華)に良く似ている。
「イチゲ(一華)」とは、「一輪」の意味。

茎に3出複葉が3個輪生するする点もキクザキイ
チゲと同じであるが、小葉は粗い鋸歯がある程度
で、キクザキイチゲのように深い切れ込みがない
ので識別できる。また、葉が柔らかく、垂れ気味
につくものが多いのも特徴。

花期は3~6月。花は直径3~4cmで、白い花弁のよ
うに見える萼片が8~13個あり、裏側は淡紫色を帯
びる。花の下につく3出複葉は、狭卵形で先端に浅
い切れ込みがあり、だらりと垂れる。

品種によって、萼片の数や大きさ、葉の形、分布
などが異なる。花柄は無毛。果実はコンペイトウ
(金平糖)のような形をしている。
分布:北海道、本州、四国、九州。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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